KABUOの東北歴史巡り

どーもKABUOといいます。地元山形を中心に東北各地や海外など旅してまわっています。各地で巡った地域の歴史や史跡などをご紹介してますのでぜひご覧ください

鶴岡市 旧風間家住宅「丙申堂」の歴史と史跡をご紹介!👘

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どーもKABUOです。

 

山形県庄内地方の歴史と史跡を

巡る旅に行ってきました。

今回は庄内藩の御用商人として発展し

後に鶴岡一の豪商となりました

風間家の旧住宅に来館しましたので

ご紹介します。

 

 

 

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旧風間家住宅「丙申堂」の歴史と史跡をご紹介!👘

 

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公開時間   09:00-16:30

入館料    400円

小中学生   200円    

 

鶴岡市馬場町にあります

旧風間家住宅「丙申堂」。

風間家は越後の国新発田藩支藩

沢海藩(現在の新潟市江南区横越地区)の

武士の家系出身で村上で商人となり

18世紀後半に酒田・鶴岡に移住、

鶴岡城下で呉服・太物屋を営み

幕末には鶴岡第一の豪商となります

明治時代になると貸金業に転じ

酒田の本間家につぐ大地主に成長、

その一方で児童福祉などの慈善活動や

幼稚園児経営を支援する等、

鶴岡市の発展に貢献する事となりました。

 

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こちらにあります屋敷は

1896年、風間家7代目幸右衛門が

住居と営業の拠点として建築したもので

広大な板の間や蔵など商家の特徴を残しており

創建年の干支にちなみ「丙申堂」

(へいしんどう)と名づけられました。

4万個の置石を配した

杉皮葺き石置屋根は全国でも最大級を誇り、

入り口から30mにおよぶ

「トオリ」は切石敷きで履物に

雪や水がついても滑りにくく

広い板敷きの間の大黒柱には

和様舟肘木にトラスやラチスを組んだ

独特の工法が施されており

豪商の往時の面影を今に伝える歴史遺産として

国指定重要文化財に指定されています。

 

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館内にはガイドツアーが常駐しており

風間家の歴史や館内の様子を

親切丁寧に案内して頂け

庄内弁訛りの可愛らしいガイドさんに

ほっこりとさせて頂きました(*´∀`*)。

 

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丙申堂より約50m北側にあります

風間家旧別邸無量光苑釈迦堂。

良質の杉材を使った数寄屋風建築で

1910年に来賓の接待や集会の場として

使用された経歴があります。

風間家は代々浄土真宗の信仰が篤く

創建時から「無量光」の

額がかけてあったことから

建物と庭園を合わせて「無量光苑」と命名

さらに床の間に御石仏釈迦像を安置し

「無量光苑 釈迦堂」と命名されました。

 

丙申堂とは共通券となっており

広さ約2700平方メートルの庭園は

ソメイヨシノツツジ・モミジ林等

季節ごとに彩りを添えて見ごたえあり

登録有形文化財に登録されています。

 

特に杉皮葺き石置屋根は

一見の見ごたえがあると思いますので

庄内地方に観光のお越しの際は

旧風間家住宅「丙申堂」に

ぜひ訪れてみてください。

 

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