KABUOの東北歴史巡り

どーもKABUOといいます。地元山形を中心に東北各地や海外など旅してまわっています。各地で巡った地域の歴史や史跡などをご紹介してますのでぜひご覧ください

鶴岡市 致道博物館の歴史と史跡をご紹介!🏯

スポンサーリンク

どーもKABUOです。

 

山形県庄内地方の歴史や史跡を

巡る旅に行ってきました。

今回は鶴岡市の歴史が学べる

致道博物館に観光に訪れましたので

その時の様子をご紹介します。

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

致道博物館の歴史と史跡をご紹介!🏯

f:id:deep-karuma-waap-ec-real-s1:20210814092440j:plain

 

開館時間  09:00-17:00

休館日  年末年始

入館料  800円

高大生  400円

小中生  300円

 

鶴岡市家中新町にあります致道博物館。

鶴ヶ岡城三の丸に位置し江戸時代には

庄内藩の御用屋敷はあった場所です。

 

1950年、

庄内藩主第16代酒井忠良は

地方文化の向上発展に資することを目的として

土地建物および伝来の文化財などを寄附し、

財団法人以文会が設立されました。

 

1952年、藩校致道館の名を得て

致道博物館と名前を称し

各方面から庄内藩鶴岡市にまつわる

考古、歴史、民俗資料などを集め

テーマ別に常設展示しています。

 

f:id:deep-karuma-waap-ec-real-s1:20210814090508j:plain

 

旧酒井家江戸屋敷赤門

 

致道博物館の入り口にあります

こちらの旧酒井家江戸屋敷赤門

田安徳川家の姫君が酒井家へ

輿入れした際に建てられた門で

江戸屋敷から移築し

御隠殿の門にしたと伝わります。

 

乳金具(釘隠)などの金物類は

古い形式をとどめており1892年、

台風で破損したために修復しましたが

2004年8月の台風で破損。

古材をできる限り用いて当初の姿に

再建できたそうです。

 

f:id:deep-karuma-waap-ec-real-s1:20210814101844j:plain

 

庄内藩主御隠殿

 

幕末に11代藩主酒井忠発が建てた隠居所で、

現存するのはその一部です。

江戸の中屋敷の一部を北前船で運んで移築、

庄内領内の材木も大量に使用したという

記録が残っています。

 

明治時代の鶴ヶ岡城廃城後は

旧藩主の住居「酒井伯爵邸」となり、

藩校致道館の祭器や典籍と教育の

機能なども引き継がれました。

戦後、地方文化の向上発展に資するために

公開が始まり、致道博物館としての

歩みがスタートしました。

 

館内に入りますと庄内藩と鶴ヶ岡城の

歴史を学べる展示スペースが設けられ

とても見ごたえがありました。

 

f:id:deep-karuma-waap-ec-real-s1:20210814103404j:plain

 

酒井氏庭園

 

庄内藩主御隠殿

裏手にあります酒井氏庭園。

東北地方では稀にみる典型的な

書院庭園として大変貴重な庭園で、

作庭年代および作者は不明ですが

御隠殿奥座敷からの眺めが最も美しく、

四季折々の景観が楽しめます。

 

築山林泉庭園の様式で現在は見えませんが

遠く鳥海山を借景として取り入れたと云い、

池を隔てて築山の正面中腹に

石を立てて中心とし

左手には枯滝を組みその一帯に

峡谷の風景をつくっており、

また右手には亀頭形の名石の出島を設け

奥深い入り江をつくって静寂な空間を演出、

国指定名勝に登録されています。

 

f:id:deep-karuma-waap-ec-real-s1:20210814101109j:plain

 

西田川郡役所

 

初代県令三島通庸の命により建てられた

明治初期の擬洋風建築で

棟梁は鶴岡出身で西洋建築を学んだ

高橋兼吉と石井竹次郎です。

バルコニーと塔屋・時計台が特徴で

玄関ポーチの註脚台や吊階段など

要所にルネサンス様式の模倣がみられます

 

当時盛んであった絹産業の支援も行われ

明治天皇の東北御巡行で

鶴岡の行在所となった由緒があり

1969年に国の重要文化財に指定され

1970年~72年現在地に

移築復元保存され展示されています。

 

館内には考古学資料展示室、

戊辰戦争西郷隆盛の資料、

明治文化の資料や旧西田川郡役所の

創建当時の貴重な写真など

歴史展示室として活用されています。

 

f:id:deep-karuma-waap-ec-real-s1:20210814112409j:plain

 

旧鶴岡警察署庁舎

 

明治新政府

威信を示すために建設したとされ

西田川郡役所と同様に

初代県令三島通庸が命じ高橋兼吉が設計、

もとは市内馬場町にあり

郡役所と隣接していましたが

1957年、警察署移転に伴い、

地元の建築士会が中心となって

保存のために当地に移築しました

 

外部窓廻りなどに

ルネサンス様式を模していますが

宝形造の堂々たる外観で

屋根の大棟や破風妻飾りなどは

在来様式を巧みに取り入れており、

5年に及ぶ保存修理工事と調査を経て

水色の外壁や3段構造の取調室などが復元され

国指定重要文化財に指定されています。

 

重要文化財の建築物もさるとこながら

庄内藩や鶴ヶ岡城の歴史、

近代戊辰戦争の歴史等学べる事が出来る

貴重な歴史博物館ですので

山形県庄内地方観光の際は

ぜひ致道博物館に来館してみてください

 

ランキングに参加しています

記事の内容がよろしければ

バナークリックをお願いします

にほんブログ村 旅行ブログ 東北旅行へ
にほんブログ村

 

 

こちらがアクセスの場所です。

 

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク