KABUOの東北歴史巡り

どーもKABUOといいます。地元山形を中心に東北各地や海外など旅してまわっています。各地で巡った地域の歴史や史跡などをご紹介してますのでぜひご覧ください

湯沢市 小野小町の歴史と史跡をご紹介!👘

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どーもKABUOです。

 

秋田県湯沢市の歴史と史跡を巡る

旅に行ってきました。

今回は世界三大美女の一人にも数えられ

歌人でも多くの作品を残した女流歌人

湯沢市で生誕された小野小町にまつわる

歴史や史跡等をご紹介します。

 

 

 

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小野小町の歴史と史跡をご紹介!👘

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桐木田の井戸

 

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姥子石

 

湯沢市雄勝町小野小町の生誕の地と

伝承に残されています(諸説あり)。

出羽国の小野地域に派遣された

郡司小野良実の子として809年、

出羽の国福富の荘桐の木田

(現在の湯沢市小野)に生まれます。

 

幼い頃から美しく

13才の頃には京にのぼり

その後20年程宮中の中で過ごし、

その容姿の美しさや

才能の優れていることなど

数多くの女官中に

ならぶ者がいないと言われ、

時の帝から寵愛を受けました。

 

こちらの桐木田の井戸は小町の父である

小野良実の館があったところで

当時としては珍しい

桐の木があったことから、

桐の木田ともいわれるようになりました。

館跡に残ったこの井戸は

小町が産湯を使った

井戸と伝えられています。

 

桐木田の井戸近くにあります姥子石は

小町の母は時の村長の娘で

小野良実と結婚しましたが

小町が幼い頃に亡くなってしまいました。

ここは姥子(ばっこ)といわれ小町の母、

大町子の墓地、墓碑といわれています。

木の周りにある自然石には

梵字が刻んであるものもあります。

 

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磯前神社

 

しかし小町は36歳にして

故郷恋しさのあまり小野の里に帰郷、

庵をつくり静かに歌を読み暮らします

小町に想いを寄せていた深草小将は

すべてを捨て去り京を去り

小町を追ってこの地をを訪れ

長鮮寺を仮の住まいとし

小町を訪れ恋文を送ります

 

この時疱瘡を患っており、

療養するのに百日は要するだろうと考え

時間を稼ぐべく深草小将に

「わたしを心から慕ってくださるなら、

高土手に毎日一株づつ芍薬を植えて

百株にしていただけませんか。

約束通り百株になりましたら、

あなたの御心にそいましょう」と

お願いをしました。

 

こちらの磯前神社は

小町が疱瘡を患っていた際、

磯前神社の傍にあった

寺田山薬師如来の杜を訪れ、

当時この泉に湧いていました清水は

疱瘡が治るといわれており

一日も早く治るように祈ったと

場所だといわれています。

 

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二ツ森

 

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桐善寺

 

深草小将は返事を承諾して

一日も欠かさず毎日芍薬を堀り植え続け

99本の芍薬を植え続けたそうです。

しかし100日目の夜、

この日は秋雨によって川が増水しており

小町の庵まで向かう

橋まで達していたそうです。

 

しかし小将は小町との約束を守り

会いたい一心から

百夜通いの誓いを果たす」と

従者がとめるのもきかずに

小町の待つ庵に向かいましたが、

小将は橋ごと流されてしまい

不幸にも亡くなってしまい、

これを聞いた小町は嘆き悲しみ、

小将の遺骸を森子山(二ツ森)に葬りました。

 

こちらの二ツ森は

小町と深草小将の墳墓といわれ、

大きい丘を男森(小将の墓)、

小さい丘を女森(小町の墓)と

呼んでいます。

 

桐善寺には長鮮寺にあった

小町が小将を供養するために建立した

板碑が移され現在も残されています。

 

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岩谷堂

 

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向野寺

 

その後小町は岩谷堂に移り住み

世を避け香をたきながら

一人自像を刻み

92才で生涯の幕を閉じました。

こちらの岩谷堂は

小町が晩年に住んだ広さ20畳程の祠で

岩には鴨居や敷居の跡が残されています。

向野寺は小町の菩提寺といわれ

小町晩年の自作とされる木造が

安置されています。

 

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小町堂

 

現在深草小将が芍薬手植えした場所には

小町の霊を祀る小町堂が建立されており、

毎年6月第2日曜日に小町まつりが開催され

小町に扮して和歌を朗詠し

小町堂に奉納されます。

小野小町の伝承は

全国各地に残されていますが

湯沢市には小町の生誕から晩年までの

史跡が多く残されており

とても見ごたえがありました。

湯沢市にお越しの際はぜひ小野小町

歴史や史跡巡りを行ってみてください

 

 

こちらが史跡のアクセス場所です。

 

湯沢市雄勝郡観光スポット

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