KABUOの東北歴史巡り

どーもKABUOといいます。地元山形を中心に東北各地や海外など旅してまわっています。各地で巡った地域の歴史や史跡などをご紹介してますのでぜひご覧ください

シンガポールの歴史と史跡をご紹介!

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どーもKABUOです。

 

2020年、

シンガポールを旅行に行ってきました。

観光地を色々と巡りましたので

シンガポールの歴史を交えながら

ご紹介します。

 

シンガポールの歴史と史跡をご紹介!🇸🇬

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マーライオン

 

シンガポールの地名の由来ですが

7世紀頃から海の港町を意味する

テマセックと呼ばれておりました。

 

14世紀末の頃、

マレー半島やスマトラ島を支配した

シュリーヴィジャヤ王国の王子、

サン・ニラ・ウタマ王子が

シンガポール島に訪れたところ

嵐に遭遇し命拾いした後、

この地で吉兆を知らせる

ライオンと遭遇した事から

(実際はトラではないかと言われています)

サンスクリット語でライオンの町を意味する

シンガプーラという名前を付けた事が

名称の由来となり、その後英語化され

現在のシンガポールと呼ばれる事となります。

(諸説あります)

 

マーライオンは名称の由来となった

ライオンの頭部と、港町を意味する

マーメイドの下半身を持っており

シンガポールを表した象徴的な存在で

多くの観光客が訪れておりました。

 

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マラッカ王国

 

内戦によって国を追われたパラメスワンに

よってマラッカ王国が建国されると

マラッカ海峡を中心に中国やインド

アラブ諸国と交易を広げ繁栄しました。

 

1511年

アジアに進出したポルトガルから

武力によって侵攻されてしまい

マラッカ王国は滅亡します。

 

生き残った王族や商人が

シンガポール島に避難し

体制を建て直そうとしますが、

驚異と見たポルトガルから再度侵攻され

徹底的に破壊の限りを尽くされ

荒廃し寂れた漁村と海賊が略奪を繰り返す

荒れ果てた土地となってしまうのでした。

 

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トーマス・ラッフルズ像

 

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ラッフルズ・ハウス

 

1819年

漁村しかない何もないシンガポール島

また陽の目を見る事となります。

ポルトガルの侵略の後、

オランダ、イギリスと支配者が変わると

イギリスの東インド会社の書記を勤めていた

ラッフルズが中継貿易地を探しに

この地に上陸する事なります。

 

ラッフルズはシンガポール島の

地理的重要性に着目、

当時シンガプーラと呼ばれたこの地を 

英語風のシンガポールと名を改め

湾岸を整備し計画都市の建造に着手しました

 

創設者ラッフルズはシンガポールの

父と呼ばれており、シンガポール川沿いに

彼が上陸をした場所にモニュメントの像と

 フォート・カニング・パークには

彼の住まいがあったラッフルズ・ハウスが

残されております。

 

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ビクトリア・シアター&コンサートホール

 

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ナショナル・ギャラリー・シンガポール

 

イギリスはペナン、

マラッカ、シンガポールを

海峡植民地に組み入れると

その後、マラヤ(マレー半島)も保護下に入り

シンガポールはマラヤと海峡植民地の

首都の役割を果たす事となります。

 

貿易では関税を廃止し

自由港政策を推し進めた事から

東南アジア、中国、インドから

多くの商人が集まり交易が盛んに行われ、

またイギリス、インド、中国の

茶、陶器、アヘンを結ぶ三角貿易の

中継地点としても活用されると

大きく発展を遂げる事となりました。

 

シンガポールには

イギリスの植民地時代の

クラシックな建物が多く残されており

とてもお洒落で見所となっております。

 

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スリ・ヴィラマカリアマン寺院

 

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サルタン・モスク

 

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シアンホッケン寺院 

 

貿易よって経済が発展すると

世界から数多くの人々が

シンガポールに集まってきました。

 

クアラルンプールにありました

スズ鉱山の採掘をする

福健省出身の中国人や

イギリスの植民地だったインドから

労働力として主にタミル地方から

連れてこられたインド人が特に多く

他にアラブ系や日本人も多く訪れ

今日のシンガポールの基礎作りあげました

 

シンガポールには各人種の

コミュニティが存在しており

中国系のヒンドゥー教の寺院や

イスラム教のモスクもあり

多種多用の生活を垣間見る事が出来ます。

 

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日本占領時期死難人民記念碑

 

1942年

第二次世界大戦にが始まると

日本は連合国側のイギリスに攻撃をしかけ

シンガポールを占領し昭南島と名付け

この地の統治を始めます。

 

シンガポールには中国から渡った華僑が多く

当時日本と中国との間で戦争が起こっており

華僑の人たちの中には日本人統治対する

抵抗する抗日活動が行われた事によって

軍部によって多くは弾圧されてしまいました。

 

こちらの戦争記念公園は

 弾圧粛清された中国人とマレー人

インド人の慰霊碑が建立されており

悲しい歴史的事実が刻まれており、

他にチャンギ刑務所等、

日本との戦争にまつわる史跡が

シンガポールには残されております。

 

リー・クアンユー自選語録  リーダーシップとはなにか

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リー・クアンユー、世界を語る 完全版

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リー・クアンユー回顧録〈上〉―ザ・シンガポールストーリー

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リー・クアンユー

 

1945年、日本が敗戦すると

再びイギリスが統治に舞い戻りますが

戦争の疲弊によってイギリスには

統治するだけの力は残されておらず

1956年、マラヤ連邦が独立を果たすと

シンガポール、ボルネオ島のサラクワと

 統合してマレーシア 連邦が発足します。

 

しかしマレーシア政府は

マレー人優遇政策を行うと

華人が多いシンガポールでは

徐々に不満が高まり続け

1964年、マレー人と華人による

大規模な衝突事件が起こりますと

マレーシアから追放するような形で

シンガポールは分離独立する事となりました。

 

資源もなく経済にも乏しい

シンガポールを率いたのが

20世紀を代表する政治家、

リー・クアンユーです。

 

彼の卓越した手腕によって

政治経済を推し進めた結果、

今日のシンガポールの繁栄が築きあげられ

世界でも有数の大都市へと変貌を

遂げたのでありました。

 

しかしその反面、

ガムの持ち込み禁止やゴミのポイ捨ての禁止、

移民の制限や細かい規則や罰則を

厳しく取り締まる法案が

幾つも築きあげられており

監視社会も相まって

明るい北朝鮮とも呼ばれています。

 

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マリーナ・ベイ・サンズ

 

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ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

 

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ボタニック・ガーデン

 

現在シンガポール国民一人あたりのGDPは

日本を抜いて世界4位にランクインする程

経済発展が凄まじく豊かな国であります。

 

観光資源も豊富に揃っており

夜景が綺麗なマリーナ・ベイ・サンズや

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの他に

2015年、シンガポールで唯一

世界遺産に登録されたボタニック・ガーデン等

様々な観光地が整備されておりました。

 

治安もよろしいので

海外初心者にもおすすめですし

世界経済を肌身で感じたい方にも

凄くおすすめした国ですので

ぜひ観光に訪れてみてください(´▽`)

 

以上

シンガポールの歴史と史跡の

ご紹介でした。

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