KABUOの東北歴史巡り

どーもKABUOといいます。地元山形を中心に東北各地や海外など旅してまわっています。各地で巡った地域の歴史や史跡などをご紹介してますのでぜひご覧ください

村山市 茅葺きの里 五十沢地区をご紹介!🌾

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どーもKABUOです。

 

今回、ご紹介しますのは

山形県尾花沢市村山市にまたがる

五十沢地区をご紹介します。

 

茅葺き屋根の集落が有名な場所で

最上三十三観音の一つである

五十沢観音もありますので

ご紹介できればと思います。

 

 

 

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茅葺きの里 五十沢地区をご紹介!🌾

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五十沢開宝清水

 

国道13号線、羽州街道沿いから

尾花沢の横内集落の入り口手前から

県道302号線を進むと

五十沢開宝清水に到着します。

 

この溢れる湧き水を使い

五十沢地区ではお米が作られており

地元の方々が湧き水を汲みに

多く訪れておりました

 

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五十沢地区は1889年

村山市土生田地区と本飯田地区との

合併によって袖崎村へ編入され、

その後1954年、村山市と合併し

新生村山市が誕生します。

 

五十沢地区は東部の山間部に

多くの沢があるところから

地名の由来となりました

 

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五十沢観音

 

五十沢地区から先に進むと

最上三十三観音21番所

五十沢観音に到着。

 

昔、加賀の国の大名金森家の祖先が、代々、守護仏として信仰してきた。戦国時代になって、当時の領主・金森石見守は戦いに敗れ、老臣森又右衛門、加藤惣四郎などを従え、加賀の国から出羽の国に逃れてきた。この人たちは五十沢に住みついて郷士となったが、余りにも浮き沈みの多い世の有様を悲観し、菩提心をおこして、持ってきた観音像を祀ってお勤めしていた。

石見守は、慶長十九年三月、東本願寺十三代門跡、宣如上人に弟子入りし、法名を釈浄信といい、金森山喜覚寺を開山した。また、金森山の中腹にお堂を建てて観音像を安置し、村人の参詣を認めた。人々が、この観音を布引観音と呼んでいるのには訳がある。昔から、このお堂の下を通るときには馬に乗らず、必ず馬からおり、手綱を引いて通るようにしていた。その手綱が、布で作ってあったから「布引き」というのである。

元禄年間、ここも山火事のためお堂は焼けたが、仏像は釈源正坊という住職が猛火の中から取り出し、しばらくは喜覚寺の内に安置した。源正坊は、信者の間を説きまわり、再建することに成功した。現在のものがそれである。堂内にある三十三観音の木像は、地方の有志の発願により、大正十四年に安置された。

最上三十三観音公式ホームページ引用

 

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上五十沢地区

 

五十沢地区は上五十沢、

中五十沢、下五十沢と別れており

1955年に尾花沢市との境界変更によって

下五十沢と中五十沢が尾花沢市

上五十沢地区は村山市編入

 

上五十沢地区に行くには

尾花沢市から経由するか

湯舟沢温泉から続く

古い街道を通る必要があります

 

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茅葺きの里 上五十沢地区

 

昔ながらの茅葺き屋根の家が連なり

古い日本の風景がそのまま残る

とても素晴らしい集落なのですが、

現在では茅葺き屋根の維持費の大変さから

トタン屋根に改修を行う家もあるそうです。

 

ご住まいの方々には

色々意見があると思いますが

茅葺き屋根の維持の大変さを

しみじみと感じると同時に

こうした消えゆく風景に

心が痛んでしまいます。

 

日本の文化は大切だと口にしながら

貴重な文化遺産や素晴らしい伝統を

放棄し壊し続ける日本の人々に

本当に文化を大切にしてるのかと

疑問にも思ってしまいます

 

数年後には消えてしまうもしれない

貴重な茅葺き屋根と田園の風景を見に

五十沢地区にぜひ訪れてみてください

 

以上

茅葺きの里、五十沢地区のご紹介でした。

 

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村山市の歴史と史跡

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