KABUOの東北歴史巡り

どーもKABUOといいます。地元山形を中心に東北各地や海外など旅してまわっています。各地で巡った地域の歴史や史跡などをご紹介してますのでぜひご覧ください

インド🇮🇳 バラナシの歴史とガンジス川の風景をご紹介!

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どーもKABUOです。

 

インドにありますガンジス川

流れる聖地バラナシに訪れました。

 

バラナシの歴史と日常風景の様子を

ご紹介します。

 

 

 

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バラナシの歴史とガンジス川の風景

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朝早く起きて

バラナシ旧市街から

細い道を抜けガンジス川へと向かう

階段を下っていきます。

 

目的は朝焼けに染まる

ガンジス川を見るのが目的、

 

この時も牛が通行を邪魔をしまして

少し四苦八苦( ̄▽ ̄;)

 

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 お~(@ ̄□ ̄@;)!!

 

ガンジス川だ!

 

夢だったガンジス川の風景だ!

 

今の会社に入社以来

5年以内にインドに旅行すると

目標を立てて仕事を頑張って来ましたが

 

ついにチャンスが訪れ

今回、夢がかなった瞬間でした。

 

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川沿いをゆっくりと散歩。

 

街中はクラクションや

人がごった返しており

非常に騒がしい雰囲気でしたが

 

その騒音が嘘みたいに

ガンジス川沿いは

静かで凄くのどかな光景です。

 

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バラナシの歴史は紀元前6世紀。

バラナシを首都とした

カーシー王国が建立され

ガンジス川を中心に

古代ヒンドゥー教教義である

バラモン教の信徒が修行する

宗教拠点でもありました

 

後に民間信仰

インド各種の民族宗教が混ざりあい

バラモン教は現在のヒンドゥー教

再構成されていったとされます。

 

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紀元前4世紀

インドに統一王朝が成立すると

ヒンドゥー教は保護下に置かれ

バラナシはヒンドゥー教徒にとって

重要な聖地となりますが

 

西暦12世紀末頃

イスラム教勢力に征服され

多くのヒンドゥー教寺院が破壊され

破壊された寺院の後には

モスクが建造されます。

 

 16世紀に成立した

ムガル帝国の元では

イスラム教とヒンドゥー教

融和政策が取られることもありましたが

平和な時代は長く

続くことはありませんでした

 

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18世紀に入りますと

ムガル帝国の国力は徐々に衰退し

没落の道を辿ります

 

ここバラナシは

ヒンドゥー教を深く信仰していた

マラーター人によって復興され

様々な宗教活動を通じて

ヒンドゥー教寺院や沐浴場が

建設され現在の基盤を

完成させていきました。

 

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一月のガンジス川は寒い

 

夜は気温5℃まで下がりますので

朝焼けで染まるガンジス川ですが

朝方は冷たい空気が流れます

 

そこでインドの紅茶チャーイを一杯!

 

紅茶の中にスパイスを配合した

インド庶民のお茶です

 

朝方チャーイ売りの

おっちゃんから熱々を購入、

ふ~ふ~しながらひとすすりすると

砂糖の甘い味付けにスパイス効果なのか

体の真から暖まります

 

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サドゥーと呼ばれる

ヒンドゥー教の修行僧です。

 

サドゥーはあらゆる物質的・世俗的所有を放棄し、肉体に様々な苦行を課すことや、瞑想によりヒンドゥー教における第四かつ最終的な解脱を得ることを人生の目標としている。服を着る場合は、俗世を放棄したことを示す枯葉色の衣服を身につけて数珠を首に巻く。「ナーガ」と呼ばれるサドゥーは衣服さえ放棄し、ふんどし一枚きりか、あるいは全裸で生活し、髪を剪らず髭も剃らず、聖なる灰を体に塗っている。サドゥーの名前は10種類しかない。サドゥーは入門時に俗名を捨て、10種の名前のうち一つを与えられて以後それを名乗る。

(Wikipedia引用)

 

写真を撮影しましたら

10ルピーを要求されました。

 

ここはインド・・・

 

本物の修行僧かどうかは

わからない存在でありました。

 

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朝靄のガンジス川の風景

 

そしてまた次の日に訪れた様子。

 

1月のバラナシは寒い、

ムンバイの日中は30℃を越える

うだるような暑さに見回れるが

バラナシの気温は朝夜は10℃を下回り

ガンジス川の川沿いの近くにある為

体感気温は更に低下する。

 

この日のガンジス川の朝日は

朝靄がかかり吐く息も真っ白!

 

朝焼けの景色も綺麗でしたが

朝靄の景色の神秘的で悪くないです、

雨季の季節で河川が増水の時来れば

また違った顔を覗かせて

くれることでしょう。

 

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沐浴をする人々

 

自らの罪を洗い流すいう理由で 

ヒンドゥー教の彼は

水温の低さもものともせずに

ガンジス川で沐浴をして身を浄め

 

頭をシャンプーで洗う若者や

旅行の思い出にと沐浴に挑戦する

旅行者で賑わいを見せております

 

インド政府の発表によりますと

基準値の23倍という大腸菌

検出されており免疫を持たない方は

かなりの確率で体調を崩すそうです。

 

旅行者にとってなかなか

ハードなチャレンジだ( ̄▽ ̄;)

 

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ガンジス川に祈りを捧げる

ヒンドゥー教信徒

 

祈りを捧げるヒンドゥー教信徒、

宗教が違えども真剣に祈る姿は

美しいです。

 

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ガンジス川で洗濯

 

少し下流付近を歩きますと

男性数名が川で洗濯をしています。

 

写真の岩の様な洗濯板で

洗った衣服をバシバシ叩き

衣服を干しており

 

写真を撮ろうとしましたら

ちゃっかりと10ルピーを

請求されちゃいました。

 

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片足に障害を持つ男

 

ガンジス川の付近には

子供やお年寄りの物乞いは多い、

 

写真の彼は10ルピーと引き換えに

写真を撮らせて貰った

片足の無い障害者の男性です。

 

インドは格差貧困が広がっていると

いくつかのニュースや本を

読み聞きしましたが

実際はその中でも

たくましく生きる人々が

数多く存在し考えさせられてしまいます。

 

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川沿いで働く理髪店

 

先程紹介した洗濯屋さんや

インドの紅茶チャーイを売る若者

写真の理髪店の男性

川沿いを掃除をする女性

 

川沿いには多くの働く方々が

自分の仕事を全うし生きております

 

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ヒンドゥー教寺院

 

川沿いにあります

小さなヒンドゥー教寺院

ここでお参りをする

信者が後を絶ちません

 

日本の小さな祠のようで

ヒンドゥー教と日本神道

あまり変わりがなく似ていると

思いました。

 

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火葬場

 

ヒンドゥー教の考えに

輪廻転生があり死んだ後に

この世に何度も

生まれ変わるという考え方です

 

インド哲学において生物らは、死して後、生前の行為つまりカルマkarman)の結果、次の多様な生存となって生まれ変わるとされる。インドの思想では、限りなく生と死を繰り返す輪廻の生存をと見、二度と再生を繰り返すことのない解脱を最高の理想とする。

(Wikipedia引用)

 

繰り返し繰り返し行われる

輪廻転生から解脱することが

最高の理想とされ

ガンジス川で火葬、

その遺灰をガンジス川に流すと

輪廻から解き放たれる事から

 

死期を悟った多くの

ヒンドゥー教徒の方々が

ここバラナシに訪れ

自分の死を待ち火葬される事を

望んでおります。

 

火葬場の周辺では

船で運び込まれた木材や薪で

大量に埋め尽くされており

 

火葬場を除きますと

次々と棺に入った遺体が

男性数人の手によって担ぎ込まれ

ご遺族の別れを済ました後に

大量の薪によって火葬されていました。

 

マニカルニカガートが有名ですが

撮影はNGですので周辺を撮影

 

激しく燃やされた後に

火葬されてのち遺灰は

ガンジス川に流されるのですが

 

一番驚いた事は

死出の旅立ちに飾った

花々や装飾品を

 

牛が全部食べておりました

( 。゚Д゚。)!

 

こっちは死とは何か?とか

感傷深く浸ってるのに

牛が呑気に花を喰ってる姿を見たときは

なんか笑いそうになりましたよ(笑)

 

最後の最後まで牛なんだな~

と思いましたよ

 

しかも

変な日本語使いのインド人が

無理矢理ガイドをしてみたり

薪代をしつこく請求したりと

 

バラナシ・・・

クレイジーだぜ!!

 

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クリケットを楽しむ若者

 

でもバラナシのガンジス川はのどかだ

 

市街地を歩けばクラクションや

人混みや騒音で辟易しますが

のんびり静かに時が流れ

子供達はスケートで遊んだり

インド人の人気スポーツ

クリケットで楽しむ姿も。

 

まったりとした時間の流れが

凄く居心地がよくて

ここで沈没をするバックパッカー

気持ちがよくわかります。

(中には麻薬に溺れる奴も

いるそうですがね(笑))

 

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ガンジス川

ヒンドゥー教聖地です

 

川沿いを歩けば

写真の様な宗教関連の

雑貨品や花々が売られておりました。

 

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プジャの様子

 

日没後に行われるプジャ

プジャとはヒンドゥー教における

お供物を神像に捧げる神像礼拝です

 

観光客やヒンドゥー教信徒多く溢れ

レモンティーを飲みながら鑑賞、

 

巫女さんが舞う

日本の神道にちょっと似ており

神聖さを感じさてくれます。

 

ガンジス川からは

バラナシに住む人々や

ヒンドゥー教徒の礼拝等

インド人の生活臭を肌で

感じることが出来る場所です。

 

早足でインドを掛け抜けないで

ここガンジス川でゆっくりと

じっくりと過ごしてください

 

インドの素晴らしさが肌で感じる事が

出来ることでしょう 

 

以上、

バラナシ、ガンジス川の火葬場と

日常風景でした。

 

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